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6月14・15・22・28日の4日間、身体拘束研修を行いました。令和4年度から義務化となった身体拘束の研修。「義務だからやる」ではなく、「利用者の権利擁護のため」の視点を忘れず、「わかりやすさ」と「ひとつでも何か変わるきっかけに」を目標にあげて研修を開催しました。

今回の研修は、2つの新しい試みを実践しました。
1つ目は、「責任者・管理者レベルの応用編」と、「基礎編」に分けたことです。研修を行う時、「知識・技術・倫理観」の差が生じて研修の進行に疑問を感じる場面がこれまで多々ありました。

今回、「応用編」は代表取締役が講師として担当していただき、より法人理念に近い専門的な内容で行いました。

「基礎編」ではグループワークを含め、「知的障害の人たちへの身体拘束」と「スピーチロック(言葉での拘束)」のどちらか一つでも気づいていただければと言う願いで行いました。研修後の報告書を読むと、「スピーチロック」についてのコメントが多くあがっておりました。

2つ目は、グループワークの事例を「動画」で行いました。利用者役をふわふわイーレの責任者、支援者役をふわふわイーレの管理者に依頼し、30秒ほどの事例動画を作成しました。早く家に帰りたい利用者と、帰ろうと突然飛び出利用者を制御する支援者。事例が映像だった点もあったのか、10分間では足りないほどグループごとの話し合いは活発に行われておりました。