Kさん
(えとす児童クラブ)
【働き方】パート 14:30~18:00
(月・水・金)
いつからここへ?きっかけは?
2020年4月の立ち上げからです。
きっかけは今一緒に働いている、佐藤さんなんです。佐藤さんとは海老名市の学童でした。佐藤さんが1年弱ほど前にそこをやめて、こちらの Cafe MUDDLE. に就職したんです。佐藤さんとは、年に1~2回食事会をやっていたので、そこで、たまたま、2020年4月に学童を開設すると聞きました。
その年の2月の初め頃の食事会で、その話を聞き、集まっていたメンバーは海老名市の学童で仲良くやっていたメンバーだったので「また、3人で同じ場所でやりたいね~」なんて、盛り上がっていたんです。
1週間くらいして、佐藤さんから面接の話題があり、私の中では、年齢的にもダメだろうな…と正直思っていたので「面接?!話が進んでいる!」と思いました。そのとき厚木の学童に勤めていたのと、ダメだろうなと思っていたので、まだ家族にも話してない段階で、慌てていろいろと準備をしました。
そのときに、会社のお話を聞かせてほしいと、クラブ長や施設長さんともお会いした感じです。実は厚木のほうは、市がやっていものだったので、雇用の形が良かったり、まだそちらも始めて1年で、ようやくスタッフの皆さんとも仲良くなったりしたばかりでしたので、ハビリスデザインの話が進んでしまったものの、どうしようと正直迷ったんです。
迷っていた中で、どんなことが就職の決め手だったんですか?
会社のホームページを見たときの事業内容です。立ち上げに向けての想いの中で、コンセプトとして、3事業ごちゃまぜというもの興味が湧いたし、楽しいなと思った感じでした。子どもとの触れ合いも多いようでしたし、とにかく子どもと一緒に遊びたかったので、それができるのはここかなと思い、ここに決めました。
私にとって、子どもとの触れ合いというのが結構大切で、元働いていた児童クラブは子どもと接することがほとんどなく、大人は見守りに徹して、あまり関わらない感じだったので。
それにしても、めぐりあわせって不思議ですね。佐藤さんとの食事会がなければ、ここの存在も知らずに、今も過ごしていたと思います。
働き始めてからはどうですか?
住んでいるところが海老名なので、勤務地としては少し遠いのですが、車で20分から25分くらいでつきますね。出勤する時間は、もう道が空いている時間帯なので、いいですね。
あとは、イメージ通り、子どもと触れ合える機会がすごく多く、そこは叶ったなと思っています。
今までの仕事もずっと子ども関係ですか?
実は全然違うんです。今までの職業はずっと「銀行」でした。正社員で12年ほど勤め、家庭に入り、40代前半の頃、また、パートとして銀行に勤め、そこから18年くらいですかね…ずっと銀行に勤めました。アルバイトもしたことがなかったので、本当に銀行のことしか知らなかったんです。
転職のきっかけは、主人と何かの話をしているときに「それは銀行の中の常識だよね」と言われ、ハッとしたんです。
実は、平成16年にヘルパーの資格を取り、高齢者の介護施設で働きたいとずっと思っていたのですが、なかなかパートをやめられず、ヘルパーの資格をとってからも8年くらい働いていたんです。
この主人の言葉をきっかけに「他で働いたことないし、銀行の常識って何だろう」と困ってしまって、そこで、本当に他で働きたいって思った感じでした。それが50代後半だったので、今しかないと決意し、高齢者の介護施設で働き始めたんです。夜勤を含めたフルパートで1年半ほど働きました。すごく仕事内容としては好きだったのですが、腰に来てしまいまして、これは働けないとなったんです。
しばらく家にいて、何かないかな~と探していたところに、学童の案内が載っていたので、綾瀬市の学童で働き始めました。59歳で初めての学童でしたね。募集案内を見ながら…「いくつなのですが、大丈夫でしょうか~」と、いつも年齢を気にしながら話してしまう感じでした(笑)
パワフルにいろいろなことにチャレンジされていますね!
銀行にいた頃はそうでもなかったのですが、もともとの性格がパワフルというかチャレンジャーなのかも知れないです。
介護施設でも「夜勤をやる人が辞めちゃったから、新しい方が入るまでやってもらえる?」って聞かれると「あーいいですよ!」って(笑)あの頃から、何でもチャレンジしてきたなと思います。学童もいろいろと事業が変わったりしたのですが「あ、いいですよー!」という感じで、結果的にいろいろなことを担当したり、チャレンジしたりしてきましたね。
でも、学童は子どもたちからパワーももらえるので嬉しいですね。子どもには家庭には見せない顔を学童にもっているんです。学校の顔、家庭の顔、そして学童の顔があるんですよね。学校だと集団なので、はみ出せないってこともあるし、家だと怒られてしまうこともあるし、ここは自由にできる場所。こちらも自由にのびのびとやってくれている姿をみると嬉しいなと思います。
えとす児童クラブで、心掛けていることは?
いろいろな児童クラブを渡ってきましたが、ここのやり方は、比較的、1対1とか2対3とかで関わり、子どもと大人が遊ぶことが多いと思っています。今までは、大人は全体を見るという感じでした。
なので、つい、今までの経験から全体を見てしまうことが多いんです。1対1で関わっていたとしても、全体を見る癖がついているので、全体を見て一人ひとりを見るという感じですね。それも大事なことなので、ここでも心掛けています。常に目の前と関わりながらも、全体の子を見るって感じですね。
職場の雰囲気はどうですか?
とても働きやすいですね。スタッフの希望を聞いてくれるので、助かります。
私の場合、息子が藤沢本町にいて、孫の保育園のお迎えが間に合わないことが結構…常なんですね。私が行くときもあれば、ファミサポさんとかも使うこともあるのですが、孫のお迎えの相談をしたときにも、18時半までの勤務を18時にしてもらえたり、そういう希望を聞いてくださるので、すごく働きやすいです。
相談したいことを伝えられるっていうのがありがたいですね。会社自体に、伝えやすい雰囲気があるんだと思います。
最後に教えてください!
あなたの「My Smile」は何ですか?
「孫」ですね。娘のところと息子のところに1人ずついて…6歳と1歳9か月、その子たちの成長が一番の楽しみです。
だけど、それだと普通なので…私の趣味を持ってきました(笑)
好きなことなのですが、「ボビンレース」です。かぎ針ではなく、ボビンで編んでいきます。2年前くらいに始めました。コロナの影響もあり半年以上そのままになってしまっているものもあるのですが…近所の友人3人でやっています。その中のひとりの方が、十何年もやっている方がとても上手なので、教えてもらっている感じです。ボビンレースの良いところは、何も考えずに集中して編めるところです。やるとなると1~2時間では足りず、何時間でもやってしまう感じです。
ちょっと合間ができて1~2時間あるからやろうっていうのはできないですね…やるからには朝からずっとやらないとって思っています。1日中やってしまうこともありますし、全部やり直ししたこともあります。本当に大変作業なんですよね。
もともとレースが好きだったんです。テーブルクロスとか、ちょっとした小物でもレースが好きで、近沢レースとか、レース物を見るのも好きでした。これを自分で作れたら…て思っていましたね。
今、マンションに住んでいるのですが、年に1回住んでいる方の作品展がやっているんです。そこで、衝撃的なレースの作品があり、それに魅了され、これを作っている方はどこにいらっしゃいますか?ぜひ紹介してほしいと係りの方にお願いをして、今に至っています。仕事だけでなく、興味を持ったものに対して行動するのも早いタイプなんだと思います(笑)
今作っているものが完成するのも楽しみですし、老後の楽しみだなと思っています。完成したら、あっちこっちにプレゼントしたくなりますね。