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共生社会実現の道探るVOL.3 「共創」が自立の道に パン遊房亀吉
https://www.townnews.co.jp/0601/2020/08/28/540003.html
鵠沼海岸の一角にある「パン遊房亀吉」。就労支援B型事業所として運営し、病や事故などによる失語症や高次脳機能障害など、障害のある利用者が日々真心を込めてパンを製造・販売している。「利用者のやりたいことを形に」が実を結び、天然酵母や国産小麦を使用するなどこだわりのパンが大人気。
一般的な障害者就労施設では、身体・知的・精神など障害の種類ごとに分けられることが多いが、ここではそうした垣根はない。それに加え、認知症の高齢者や子どもたちなども混ざり、地域の人々が日常的に出入り、自由に交流できる場にもなっている。地域の皆でともに創る「共創社会」が、それぞれの自立へと繋がっている。


共生社会実現の道探るVOL.4 「あそび」を通じ相互理解へ 遊びリパークリノア
https://www.townnews.co.jp/0601/2020/09/04/541313.html
小学生から高校生までの肢体不自由の子を対象にした放課後等デイサービス「遊びリパークリノア」。障害のある子を持つ保護者から「子どもたちの遊び場がない」という声を受け、2015年に、かつてスーパーマーケットとして利用されていた場所を改装し開所した。障害の有無に関わらず、皆が一緒に遊び、互いにふれあう「居場所」は共生社会のあり方を私たちに問い掛けている。
横川さんは、障害児を取り巻く環境にこそ両者を隔てる要因があると感じている。例えば特別支援学級や養護学校は、子どもを支援する役割の一方、健常者とは居場所が分かれがちになる。それは同時に双方が関わり合う機会が失われることも意味する。「入り口は自分のためでもいい。気が付いたら自然と築けている。それが共生社会本来の姿ではないか」


介助犬育成支援 3日間で目標200万達成 クラウドファンディング
https://www.townnews.co.jp/0601/2020/09/04/541312.html
障害者の自立支援のため、介助犬や聴導犬の育成・貸与を行うNPO法人ウェルフェアポート湘南(茅ヶ崎市芹沢/関水俊明理事長・関水スポーツ専務)が、クラウドファンディングを立ち上げ、運営資金の支援を募っている。8月18日の開設から3日の8月20日、異例のスピードで目標金額の200万円に達した。
同団体は、街頭募金や訪問活動等、実働犬に対する助成金で運営資金を賄っていたが、新型コロナ流行に伴う活動自粛で収入がほぼゼロに。政府からの持続化給付金も対象に該当しないとあって運営が維持できない状態にあった。
施設長の出海宏平さんは「クラウドファンディングは便利だが、街頭募金などは活動を知ってもらう啓発活動でもある。バニラたちに会うのを楽しみにしてくれている人もいるので、早く以前のように活動したい」と話した。


マスク売上金を寄付 地域の縁側「えん」
https://www.townnews.co.jp/0601/2020/09/11/542333.html
本藤沢にあるNPOサポーターズ・地域の縁側「えん」は8日、市医療・福祉応援基金へ感染症対策として同施設利用者とボランティアらが手作りしたマスクの売上金の一部1万4300円を寄付。鈴木恒夫市長から感謝状が手渡された。
同施設の小澤純子マネージャーは「たくさんは寄付できないが、みんなの思いがつまった手作りマスクの売上げ金。この機会に地域の皆さんに我々の活動を知ってもらえれば」と話し、鈴木市長は「日頃からの活動に感謝。マスクが不足している時は皆さん助かったと思うし、特徴のある柄のマスクは人気があると思う。ありがたく活用する」と話した。
寄付金は医療機関や福祉施設への物資提供などに活用される。


認知症当事者が手作り弁当
https://www.townnews.co.jp/0601/2020/09/18/543154.html
9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせ、NPO法人シニアライフセラピー研究所が販売する「オレンジ弁当」が密かな人気を呼んでいる。デイサービスに通う認知症の人たちが調理したもので、販売数こそ多くないものの連日完売。ヘルシーで栄養バランスの整った「母の味」が好評のようだ。