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こんにちは、株式会社ハビリスデザイン 代表の深見です。

『支援の基本的な考え方』をお伝えするシリーズ、第3回目となります。
これまでに「できる方法を探すこと」「対等に向き合うこと」についてお話ししてきました。

今日は、少しドキッとするテーマかもしれません。
しかし、私たちが最も大切にしている、ある種の「厳しさ」と「優しさ」についてのお話です。

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「経験」という財産を守る
〜失敗を恐れず、先回りをしない支援〜

目の前で誰かが失敗しそうになっている時、あるいは時間がかかっている時。
つい、「あ、やっておきますね」と手を出してしまいたくなりますよね。

それは皆さんの優しさであり、責任感でもあります。
しかし、ハビリスデザインでは明確にこう考えています。

「支援者が先回りして、その機会を奪ってはいけない」

私たちが先回りして全てを整えてしまうと、ご本人は「自分でできた」という達成感も、「こうすればよかった」という気づきも得ることができません。それは、「経験」という財産を奪うことになってしまうのです。

失敗もまた、貴重な「経験」

私たちは、「本人の意思決定」を最優先に考えています。
では、自分で決める力はどこから生まれるのでしょうか?

それは、たくさんの「経験」の積み重ねからです。成功体験はもちろんですが、「時に失敗も『経験』である」と私たちは捉えています。

転びそうになる前に支えるだけが支援ではありません。
安全を確保した上で、あえて失敗する経験を見守り、「次はどうすればうまくいくか?」を一緒に考えること。
それこそが、その方の人生を豊かにする本当の支援だと信じています。

自由と尊厳を守る勇気

私たちの事業所では、効率よく進めることよりも、時間がかかってもご本人が「経験」することに価値を置いています。

「待つ」ことは、手を出すことよりも何倍も根気と勇気がいります。

ですが、その「待つ時間」こそが、彼らの未来の選択肢を広げる一番の贈り物になります。
私たちは、そんな勇気ある「待ち時間」を惜しみません。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

もしあなたが、「つい手を出してしまうけれど、本当は見守りたい」と感じているなら、私たちの考え方に共感していただけるかもしれません。
根気強さと温かさを持って、じっくりと人と向き合う仕事を、ハビリスデザインで一緒にしてみませんか?

次回はいよいよ最終回。この想いをどうやって組織として繋いでいくか。
『チーム支援と「歴史」の継承』についてお話しします。