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こんにちは、株式会社ハビリスデザイン 代表の深見です。

前回は、私たちの社名でもある「ハビリス(できる方法をデザインする)」という考え方についてお話ししました。
第2回となる今回は、私たちが利用者様と向き合う際、最も大切にしている「心の持ち方」について共有させていただきます。

これは、福祉の仕事に限らず、子育てや人付き合いのヒントにもなるかもしれません。

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真の「共生」と「対等性」
〜「してあげる」から「共に生きる」へ〜

皆さんは誰かと接する時、「してあげる」という言葉や感情がふと頭をよぎることはありませんか?

「手伝ってあげる」「連れて行ってあげる」「教えてあげる」……。

私たちの仕事は、どうしても「お世話」をする場面が多いため、無意識のうちにそう感じてしまうのは無理もないことかもしれません。
しかし、ハビリスデザインでは明確にこう定めています。

「私たちは支援してあげているのではない」

これを、今一度強く胸に刻んでほしいのです。「してあげる」という意識は、知らず知らずのうちに「上から目線」を生み、「強制」や、相手を直そうとする「矯正」になってしまう危険性があるからです。

持ちつ持たれつの「対等」な関係

私たちと利用者様は、どちらが上でどちらが下ということはありません。
彼らの存在があるおかげで、私たちは「ハビリスデザイン」という仕事ができ、学びを得ています。

そして、私たちがいることによって、彼らの経験が育まれていく。
まさに「持ちつ持たれつ」の対等な関係です。

「支援させてもらっている」という謙虚な気持ち、感謝の気持ちを忘れないこと。それが私たちのプロフェッショナルとしての誇りです。

真の「共生」とは

私たちが目指す「共生」とは、単に同じ場所にいることではありません。

「共に楽しみ、共に笑い、時には共に悲しみ、泣くこともある」

感情を共有し、同じ人間として人生の時間を共にすることです。
今日の支援の中で、もし「してあげる」と感じる瞬間があったら、私たちはひと呼吸おくようにしています。

そして、隣にいるパートナーとして、同じ目線で笑い合えているか、自分自身に問いかけます。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

私たちの職場では、利用者様もスタッフも、同じ目線で笑い合う風景が日常にあります。
「誰かのために」ではなく「誰かと共に」働きたい方、ぜひ一度ハビリスデザインの空気に触れに来てください。

次回、第3回は少しドキッとするテーマかもしれません。
『「経験」という財産を守る 〜失敗を恐れず、先回りをしない支援〜』についてお話しします。